初代プレイステーションの名作「ブリガンダイン」の続編です。
一言でいうとモンスターを召喚して戦う国盗りシミュレーションゲーム。
好きな人は好きでたまらないジャンルですね。私も大好きです。
旧作の「ブリガンダイン(グランドエディション)」は6人の君主全員をプレイしました。
本作は、10点満点で9点つけます。
スイッチで発売されててうらやましいな~と思っていたのですが、PS4でも発売されたので購入。
初回は、私の最高の価値観である「自由」のブリガンダインを持つシノビ国でプレイしてみました。
決してタリアちゃんが可愛いからとかそういう理由ではない。
良くも悪くも過去作のまま、な部分が多い
今作は10年くらい前のゲームの続編なのですが、ゲーム性の大きな部分は変わりません。
ユニットも、新しいモンスターがいるのですが「あれ?インプって前作のピクシーじゃん」みたいな感じで、名前と見た目が違うだけで、戦術上の役割はほぼ旧作通り。
自分は懐かしくて分かりやすかったけど、新鮮さはありませんでした。
まあ、下手にいじくってバランスが崩壊するよりは潔いのかな。
それだけ、前作が完成されていたと言えるのかもしれません。
あるいは、前作をプレイして今作もやるようなオジサンはそもそも少ないのか…?
良い点
○キャラクターが魅力的。一人一人にバックボーンとなるストーリーがある。絵もステキ
○キャラを育てる楽しみがある。レベルアップが嬉しい
○勝ち目がないとわかると、敵がちゃんと退却する
(ゲームによっては、全滅するまで向かってくるのもありますよね)
○単純な正義対悪ではないストーリー。それぞれの国にそれぞれの理由あり
○ギャラリーモード完備でコレクター欲が刺激される
○統一後のラスボス倒すモードは、時間制限を気にせずやり込める
○一度クリアすると仮想シナリオモード(チャレンジモード)が遊べる
悪い点
○序盤の緊張感が一番で、少し自勢力が大きくなると、ほぼ負けない。中盤以降はマナ(資源みたいなもの)がとても余る。
(この手の国盗りゲームあるあるなので、仕方ないか…)
○ユーザーインターフェースも多少古臭さを感じるというか、あまり快適ではなく、許容範囲内で少しイラッとするレベル。
○「君主が倒されたら即負け」ルールなのに、敵の君主が先頭にたって攻め込んでくるのでフルボッコにしたら勝てる。
総評
最適解・最短ルートを求めるなら、使う騎士のクラスやモンスターはほぼ決まってしまうのが残念と言えば残念かな。
緻密な戦術を楽しむゲームというよりは、ユニットを育成して愛でたり、キャラ同士の掛け合いや大陸の歴史を楽しむゲームかもしれません。
人によっては作業感を感じてしまうかもしれないゲームですが、私は多分、何週もすると思います。
Easy oar.
余談
○なんか音楽がディスガイアっぽいな?と思ったら作曲者が同じ佐藤天平氏でした。
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