「幼女戦記」全話見終わったのでネタバレ感想

面白かった!

仮想戦記モノ・転生モノってジャンル分けになるのでしょうか。
正直なところ、タイトルで敬遠していたのですが、機会があって一気見してしまいました。


画像は公式サイト:http://youjo-senki.jp/より

あらすじ

転生前の主人公は、冷徹で合理主義のサラリーマン。リストラを通達した部下に逆恨みで殺される。死の直前に邂逅した、創造主を名乗る存在(以下、存在X)は、主人公の信仰の無さを批判し、苦難の時代に生きれば信仰を取り戻すだろうという謎理論によって、主人公を戦乱の別世界に幼女ターニャ・デグレチャフとして転生させる。

転生した世界は、第一次~第二次世界大戦のヨーロッパに似ているが、魔法技術が存在する。ターニャが転生した「帝国」は、高い技術力と軍事力を有するものの、周辺諸国との関係は悪く、経済も低迷しており、まさに「大戦前夜」の雰囲気を有していた。

前世の記憶をそのまま残して転生したターニャは、強力な魔道の才能を有していた。将来的に徴兵される事が確実なので、それならばと志願して軍人の道を選ぶ。安全な後方勤務を目論むターニャだったが…

感想

とても楽しめました。まず、絵がきれいで動きも良く、空中戦も楽しいです。
キャラデザも渋いおじさんがいっぱい出て来て私好みですよええw
ターニャは可愛いけど眼光鋭くてバランスが良いんじゃないかな~ この辺は好みですが(笑)

ストーリー面に関しては、主人公がヘタレではなく、むしろ鬼畜なのがイイですねw
目的に向けて最善の手を着々と打っていく話の方が、私は好みみたいです。

戦争のえぐいところも遠慮なく描写していて、大人のアニメとして成り立ってるかと。
「カンネーの戦い」とか「シグナリング理論」とか、知っているとニヤッとしてしまう小ネタも好きでした。

ターニャ役の声優、悠木碧さんの演技もイイです。難しい役なのに違和感が全くありませんでした。私は声優にはそんなに詳しくないのですが、悠木碧さんは「魔法少女まどか☆マギカ」の主人公役もやっているそうです。キャラの性格が違いすぎて全然気づかなかった。声優さんってスゴイなあ!
2017年秋の「キノの旅」のキノ役もやるそうなので、今から期待してしまいます(笑)

まだ継続中のライトノベルが原作なので仕方ないですが、終わり方が「俺たちの戦いはこれからだ」エンドだったのは少し消化不良。でも上手くまとめたな、とは思いました。

もう一歩考察

話を通して一番不思議だったのは、なぜ主人公は「存在X」に恭順しなかったのか、という点です。

主人公が(本人の自覚の中で)一番求めているものは安寧な生活とそれなりの成功。
そのために、会社や軍隊で上からの命令には徹底して従う姿勢を見せるのですが、「存在X」には徹底して反抗し、その存在すらなかなか認めようとはしません。

「長いものには巻かれる」のが主人公の生き方であれば、超常的な力を見せる存在Xに対しては、(表面上だけでも)信仰を示して恭順するのが普通なんじゃないかと感じた次第。

そもそも、軍隊内で立身出世を狙っていたのはなぜでしょう?後方でヌクヌクするためだったんでしょうか? でも、あんな圧倒的な力を見せる戦力を後方に下げるはずがないと、賢明な主人公にはわかっているはずですが…(^^;

ヌクヌクとは程遠い最前線で、戦うターニャの笑みには喜びが含まれているように感じます。
主人公さん、本当は戦いたいんじゃない…?

強大な存在Xに対しても「俺は神なんて認めないんだから神なんていない、そう自称する奴はぶっとばす」という、損得を超えた意地、自らの信念に基づいて戦いを挑んでいるように、私は思います。

こうなると、主人公の本質は「社畜」ではなくて「戦士」なんじゃないかな~と。

そう、これは、社畜の物語ではなくて反逆者の物語だったんです!多分!

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