リアルの友人に「VRゴーグル買って、今はやりのメタバースを楽しんでいる」って話をすると、たいていはイメージがつかないらしく、「そもそもどういう事ができるのか?」「何が面白いのか?」という類の質問を受けることが多い。
MMD研究所が2022年4月に調査した結果によると、メタバース(仮想空間)の利用経験は5.1%とのこと。20人に一人もいない。定期的にメタバースにログインしている割合はもっと少ないだろう。
確かに僕も実際にやってみるまでは良く分からなかったので、こんな感じですって説明する記事を書いてみようと思った。
一口にメタバースとかVRとか言っても非常にたくさんの種類があるんだけれども、今回は代表的なVRプラットフォームであるVRChatのお話。
なお、この記事の楽しみ方は僕個人の楽しみ方であって、VRChatの楽しみ方は人によって千差万別です。
②Valve INDEX
③VIVE Tracker 3.0 x3
1.綺麗なワールドを見て廻る
VRChatには、綺麗な空間がそれこそ無数にある。
現実にある場所(観光地から閉店した銭湯までetc.)を模したような空間、ファンタジーな空間、時にはホラー風味の場所まで。
一人でプラプラしてみるのも、悪くない。
なんならば、プライベートジェットに乗ってドバイを楽しむこともできるのだ。そう、VRならね。
プライベートジェットのワールドを微修正しました。ラウンジ、シャワールーム、ベッドルームを完備、動画プレイヤーやナイトモードもあります。ゆっくりと窓の外を流れる雲を見ながら空の旅をお楽しみください。#MadeWithVRChat https://t.co/uTgio6AQTP pic.twitter.com/s1kc0DfHN4
— モフ子 (@moffmiyazaki) January 1, 2022
高い技術力を持ったユーザーによって、魅力的なワールドが日々追加されていく。
どこへ行っても無料。
リアルの旅行と比べて一番大きなデメリットは、ご当地の美味しいものを食べることができないという事かな。
次は、ここ↓へ行こう。
行ってみようっと。
Mogura VR: 【VRChat】原寸大の西洋絵画を展示した美術館ワールドが登場 絵画150点を解説付きで鑑賞できる.https://t.co/tlYslSz3oz@GoogleNewsから
— マタスー (@matasuu) June 6, 2022
2.可愛い生き物を愛でる
VRChatには、可愛いが溢れている。
美少女、可愛い動物、あるいはそのハイブリッドなど、その辺に歩いている。
VRChatはその名の通り、音声チャットの機能がついているが、あえてその音声機能を使わない人たち(無言勢と呼ばれる)は、言葉を使わない代わりにアバターの可愛さを最大限に引き出す動き(可愛いムーブと呼ばれる)をマスターしている場合も多い。
可愛いムーブの使い手は、表情も自在に操る。ジェスチャーと表情の全てが可愛い。
アバターの使い手のリアルでの属性に思いを巡らせるなど、野暮である。
VR世界では両若男女の区別なく、望むなら何にでもなれるのだ。
これ以上のジェンダーフリーがあるだろうか?(いや、ない。)
興味のある人は、「VRChat 可愛い」でググるとイイ。
ちなみに、僕のメインアバターもクールな女の子だったりする。石は投げないで欲しい。
「自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。」という漫画があったが、気分はそんな感じである。
3.外国人と英語でコミュニケーションを取る
効果の高い外国語学習の手段として、アウトプットがある。
僕はそれほど英語が話せるわけではないけれども、拙いBloken Englishでも、そこそこ意思疎通はできるもの。
伝えたいと思う気持ちがあれば、なんとかなる。VR空間ならば、ある程度の身振り手振りも使える。
日本人がVRChatを始めた直後に多いのは、いきなり英語で話しかけられて日本語は通じず、うわなんじゃこりゃってやめちゃうパターン。
もちろん日本語前提のワールドもあるのでそちらに行くのも一手だけど、あえて何とか英語で話そうとしてみるのも面白い。
高いお金を払って英会話教室に行かなくても、ネイティブスピーカーと会話できちゃうのでこれってすごくない?
「あ、こいつ英語それほど話せないな」ってわかると、たいていの人はゆっくり話してくれたり簡単な英語を使ってくれる。
ごくまれに、”F〇〇k”とか”S〇〇t”ってスラングを連発する人がいてちょっと引いたりすることもある。声からして女性だったんだけど、なんだったんだろうあれは…
そんな時は、その人をミュートしたりワールドを変えればよいのでノーリスク。
怖くないよ、やってみよう。
4.自分で何かを作ってみる
ちょっと前、ガレージが欲しいなあと思っていた時期があった。
ガレージでモノづくりって憧れるけど、土地から用意するとなるとちょっと高いな~ なんて。
実際、仮にガレージを立てても、それほど使わなくなるような予感もする。
そこで、VRですよ。
3Dグラフィックでガレージとか小物を作って、そこに入れば自由に触れるじゃないですか。
材料費タダ!
ゴミも出ない!
何でも作れる!(3Dグラフィックの技術があれば)
置き場に困らない!
自分の部屋(world)をアップロードして、Youtubeの解説動画を見ながら小物を手にもてるようにしたら、それだけで楽しくて建築が進まなかった。
こんなん一日中無料で遊べてしまうではないか…#VRChat pic.twitter.com/6kmwKaOs87— マタスー (@matasuu) October 2, 2021
自作の3Dはまだまだ練習中なのですが、何かを作るって、イイよね。
最近は本業が忙しかったり、マウス肘が再発したりして手を動かせていないけど、また趣味として再開しようかな、と思う次第。
最終的には美少女アバターを自作…ゲフゲフン
続ける力を、私に下さい。
Easy Oar.
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