サウナ好きな人、いわゆるサウナーなら、「ととのう」という感覚を経験した事があると思う。
いや、この「ととのう」感覚がゆえに、数多くのサウナーが虜になっているんだろう。
サウナでととのうための手順は、
①サウナに入る
②水風呂に入る
③体を拭いて外気浴をする
上記の3つを順にこなすことによって、「脳は鋭敏に、身体は完全にリラックスしている」状況を作り出すことができる。
この感覚の心地よさは全身がビクビクと動きかねないレベルであり、歴戦の戦士であるライナーが放心するレベルである。
サウナの場合、「脳は鋭敏に、身体は完全にリラックスしている」状態になるメカニズムは、
①サウナと②水風呂で交感神経が優位になり、全身が戦闘モードに入る一方、③外気浴で副交感神経が優位になり、全身がリラックス状態になる。…と言われている。
サウナーの皆様ならば、この「ととのう」感覚で体が震えることもあると思うが、公共の場である外気浴場で、快感に任せてビクンビクンしているわけにもいかないだろう。
ところで、これは僕の個人的な体験なのだが、瞑想によってもサウナで「ととのう」のに酷似した体験を得ることができる。(同じような趣旨のWeb記事も見かけるので、自分だけではないと思う)
僕の場合は、下記の手順で整う。
①座る瞑想(僕の場合は結跏趺坐)を10~15分行う
②上向きに寝て全身の力を抜く
これで、正直なところ全身がビクビクと動くレベルに気持ちよくととのう。
瞑想で脳が鋭敏になっている一方で、全身を脱力してリラックスすると、まさにサウナで経験できるあの感覚が押し寄せてくる。
瞑想がサウナに勝るメリットは二つあって、一つは無料であること。
もう一つは、自室など一人きりでリラックスできる環境で自由にできる事。
水風呂があって、かつ完全にリラックスできる休憩所があるサウナ施設は多くない。
環境の良い施設は混みがちである。
瞑想であれば、わざわざサウナ施設に通う必要もないし、一人きりの場所でできるので、思うさまビクンビクンすることが可能になる。
好きなだけ、「ととのう」感覚を味わってみませんか?
Easy Oar.
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