前置き
2016年頃から「今年はVR元年だ!」という言葉が毎年聞かれるようになっているくらい、流行りそうで今一つ流行らないVR。
もちろん愛好者はいるが、社会一般的にはそれほど普及しているとは言えない。
5年前に「VRがもっと普及するためには2.5次元のアダルトコンテンツが必要ではないか?」という記事を書いた。
大外れではなかったが、半分間違っていたと思う。
企業(プラットホーム側)がわざわざそんなコンテンツを用意しなくても、誇り高きVRの民は、自ら理想のアバターを創り上げてイイ感じにちゅっちゅしている。
VRChatユーザーではお砂糖の名で知られるこの文化は、VRChatの高い自由度が生み出した、当然の帰結の一つと言える。
今人気のVRプラットフォームは、ブロックチェーンベースでならThe Sandbox、そうでないならVRChatだろうと思う。
ブロックチェーン対応でSANDという暗号通貨を買わねば参加できない(ついでにアバターもなんだかごつごつしている)The Sandboxは、どちらかというと「流行りのメタバースで一発あてたろやないかい」という企業や個人が多いように感じる。
その点、VRChatのユーザーは本当に好き勝手やっている。営利目的の企業に「VR睡眠に結構な数の愛好者がいる」事は理解しがたいだろう。
好き勝手やっているので、ユーザーから勝手に可愛いアバターが無数に生まれてくる。
お砂糖に限らず、このプロシューマーの創造力があれば、プラットフォーム側の企業がわざわざ多くのコンテンツを用意する必要はない。ユーザー自体が、VRの世界をますます魅力的にしていってくれる。
となると…
VR市民を増やすためには、ハードウェアとなるヘッドセットの改善が次のカギになるように思う。
僕の考えた最強のヘッドセット
現在「Valve Index」を使っている僕の「こんなヘッドセットあったら秒で買うわ。」
VR酔いしない
僕は特に三半規管が弱いようで、30分もVR世界に入っていると辛くなってくる。
これはもう最優先事項。健康第一。ソフト/映像の方でも対策できると思うが、酔わないヘッドセットがあったら絶対に欲しい。
僕と同じように、VR酔いに苦しむ人に一筋の光が感じられるニュース
上記の記事はヘッドセットの技術ではなくプラットフォームでの改善のようだが、いやもうほんとに手段は問わないからVR酔いだけはなんとかしてください。
ボタン一つでAR/VRが切り替えられる
よーしVR飲み会だ! えーと、飲みかけの缶ビールどこだっけ…あああああ!
そんな経験をした人も多いはずだ。いや、多くいて欲しい。自分だけだと悲しいからだ。
VRで映画をみていたらポップコーンとコーラを飲みたいし、ふとした小物を手に取りたいことも多い。いちいちヘッドセットを外すのも面倒だ。
そんなわけで、ボタン一つで現実世界も見えるように(ビデオ型でも透過型でもいいから)切り替えられるとイイんじゃないかな?と思うんですがいかがでしょうね?
軽くてコードレス
これは言わずもがなでしょう。
今のところ僕の首はIndexの重さに耐えられているけれども、じっくりと映画を観ているとやっぱり辛くなってくる。
コードも邪魔だし… 動いててコードを踏んだりすると没入感さがるし…。コードレスはぜひ実現して欲しいところ。でもパワレスなスタンドアロン機はヤダー!ってわがまま。
・・・・
みたいな感じで、個人的な優先順位的で並べると上記3つでした。
もちろん、今のIndex以上のスペックは前提で。
うーん、もう数年したら出てくるのかな~
酔わないVRは買いますから。マジで。
Easy Oar.
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