がん(直腸NET)の手術から1か月、経過報告など

健康

当ブログには、「カルチノイド」「直腸NET」等のワードで検索して来てくれる方もいらっしゃるようです。

NET(neuroendocrine tumor:神経内分泌腫瘍、別名カルチノイド)は希少がんらしく、お医者さんに「外科手術が必要なNETは症例が少ないので、データは研究に使わせてください」みたいな説明をされて書類にもサインをしました。

もし私の情報が何かのプラスになれば嬉しいので、手術後の経過などもブログで発信していきたいと思います。

治療の経緯

2019年
3/22 がん検診(大腸内視鏡検査)にて、粘膜下に腫瘍を発見。
即日、県立がんセンターを紹介されました。

4/5 県立がんセンターにて、内視鏡による精密検査。
直腸NET(カルチノイド)と同定し、内視鏡的切除を行った

4/25 内視鏡的切除を行った腫瘍から、リンパ節への転移が疑われる兆候が発見され、外科手術を強く推奨される。
(そんなこと言われても…というのが偽らざる感情(^^;)

6/9 直腸NETの手術のため、入院

6/10 外科手術で直腸の一部と周辺のリンパ節を切除(郭清)
手術ロボットダ・ヴィンチ(da Vinci Surgical System)を使った腹腔鏡手術でした。
人工肛門のリスクもありましたが、幸いにして肛門は温存できました。

6/16 入院療養を終え、退院。しばらくの間自宅療養。
「食べちゃダメなものリスト」を頂きました。
ラーメン、お寿司、脂身の多い肉などは禁止。ナッツもコーヒーもダメ。

7/2 外来による診断と、手術の結果説明を受ける
腹腔鏡を入れるため、お腹に小さな傷が6か所できましたが、綺麗に閉じました。
ゆっくりよく噛んで食べれば普通の食事に戻して良いとの事。
切除したリンパが32か所、うち一か所にがん細胞が転移していたとのことで、
「手術して良かったですね~」という結末でした。

以後、半年に一回の経過観察を行っていくとの事で、取りあえず完治の見込みです。

7/3 会社に業務復帰。
少しずつ仕事をキャッチアップしております。

現在の状況

私の場合、胃は健在ですので基本的に何を食べても良いとの事。ゆっくりとね。

先日、術後初めて油そばデビューをしてきました!
手術前の2倍くらい時間をかけて、よく噛んで食べてます。

牛丼もこんなに美味しいものだったのか!って感じで味わえました。

特にお腹痛くなったり便秘・下痢にもならずに大丈夫ですね。

ただし、直腸がなくなってしまっているので、ウンチを貯めておくことができません。

ゆえに、良くトイレに行くようになってしまいました。

あと、今のところ「おなら」と「ウンチ」の区別がつきにくいです…

「オッス!俺おなら!」⇒「通ってよし!」ができないので、なかなか緊張感のある日々を送っております。

これは半年~一年かけて、徐々に体も慣れていくとの事。

事務仕事中心なので、それほど仕事への支障は出ていません。今後、出張などが入ると少し不安かな…

トイレ以外は、特に普通です。

そろそろ筋トレも復活させようかな、と思っているくらいには元気です。

有難や、有難や。

Easy oar.

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