食べるために犯罪を犯す人は少なからずいる
今日のニュースで、架空請求のハガキに対する注意喚起がされていました。
架空請求みたいな詐欺とか、振り込め詐欺とかに手を染める人って、
(バイト感覚で「受け子」をやる子供は別として)
収入を得るため生活のためにやっているケースが多いんじゃないかな。
勝手な推測で証拠となるようなデータはないんですけど、
「自分のおばあちゃんを騙しているようで良心が痛んだ」って自首した人もいるみたいですし、
そんなにずれてはいないかな、と。
生活できないからあえて犯罪を犯し、刑務所に入るなんて話も昔から良く聞きますね。
「自由」が最高の価値観である私にしてみたら、
せめて生活保護の方がマシなんじゃないかと思いますが、
わざわざ悪い事をして不自由な生活を望む人もいるんですね。
ベーシックインカムがあれば…
もしベーシックインカムが実現すれば、
生活のため、食い詰めて仕方なくという犯罪は確実に減るでしょう。
犯罪までいかなくても、とにかく生きるためにブラック企業で働くという不幸な人も減るでしょう。
「AIが仕事を奪う」なんて話もありますが、技術がさらに進歩していけば、格差は確実に広がり、
絶望する人が増えて日本の治安はどんどん悪くなる
ように私は思うのですが、言い過ぎでしょうか?
フィンランドの実験はちょっと本質からはズレていたか
フィンランドで行われていたベーシックインカムの実験は、延長されることなく終了してしまったようです。
しかし、もともとこの実験は
本来ならば全員に・無期限に与えられるべきベーシックインカムが、失業者に・期間限定で与えられるだけの実験であった事から、本来のベーシックインカムの理念を試すものではなかったようです。
ワーキンググループは前出の暫定報告書の英語要約版(公表は2016年10月)の後書きで、「暫定報告書で提案した最適な実験案と比べて、政府案は焦点と範囲がかなり限られてしまっており、多くの人にひどい失望をもたらした」と言及している。
フィンランドで長年ベーシックインカムを提唱してきた人たちは、人々を狭義の雇用に縛られがちな状況から解放し、生活費を稼ぐことに全精力を使い果たすのではなく、当座の生活費を心配したり、失敗に怯えることなく長期的な視野で、自分が社会にどのような貢献ができるのか、自分を生かした活動を行える社会を可能にしてくれる、そういうベーシックインカムの可能性に賭けていた。
ホントこれですよ。
生活のための不安を覚えることなく、失敗を恐れずに長期的な視野で、
社会の一員として自分に何ができるのか・するべきなのかを考える事ができる。
それがベーシックインカムではないでしょうか。
人がますます自由に生きられるようになる社会、そんな未来を望むものであります。
いじょっ!
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