どんどん新築の家が建ってるけど!
私が住んでいるのは、とある地方都市なんですが、最近近所にどんどんお家が建っています。
アパートみたいな建物も建設中。
はっきり言って、私は供給過多だと思います。
なんでこんな建ててるんだろう?近所の自治体と人口争奪戦でもやってるんでしょうか?
下記のグラフは、野村総合研究所による、将来的な空き家率の推移と予測です。
ソース http://www.nri.com/jp/event/mediaforum/2017/pdf/forum254.pdf
10年後には、4軒に1軒が空き家ですよ…2033年には3割が空き家。
日本の人口は結構なスピードで減少していきます。テレワークの増加で住居の制約も減っていくでしょうから、家の需要が高まる未来予想図は描けません。
この空家率で、家…買いますか…?
さて、下記のページで、識者がわかりやすく論じています。
「空き家大国ニッポン」のゾッとする近未来〜首都圏でさえこの惨状…
曰く、想像を絶する家余り時代になる。不動産は「負動産」になりかねない。
負動産とは上手い事言いますね!収益の上がらない不動産は税金と管理コストを食べる「負の資産」になり得ます。冷静に考えて15年先には、よっぽど希少性の高い物件でなければ資産価値なんて残らないでしょう。(予測)
ここで不思議なのは、こういう時代でもなお家を購入する人がいるということです。
はい、損得で言うのなら、今の日本で家を購入するのは損だと思います。
特に「ローンでマンションを買う」というのはトータル大損じゃないの?
これはあくまでも予想ですが、日本の住宅の値段は下がります。半分以下になってもびっくりしません。私はオリンピック前後から下がり始めると考えています。
だから、不動産投資はしません。
私が仕事をリタイアする頃には、大分安くなっていると思うので、投資で増やした資金で一括で終の棲家を買います。
一方で、家は損得だけで買うものではないから
買うな、とは決して言いません。
家はクオリティ・オブ・ライフ(QOL)に大きな影響を与えるものですので、消耗品として買うのなら全然ありじゃないでしょうか。
持ち家なら好きに改造できますし、何よりも自分の感性に応える住処って、人生を楽しくすると思います。
でも、「家賃を払い続けるのが損だから」とか、損得勘定で特に欲しくもない家を買うべきではないと思います。マジで。
土地は「資産の王様」なのは変わりない、ので…
「日本の割安物件で不動産投資」ってのは悪手だと思うのですが、海外の土地にREITなどで投資するのはありではないでしょうか。私も少し持っています。
人口が減っているのは日本などの一部の地域で、全世界でみると人口は増えているので、土地の値段は上がっていくのが自然ですよね~。
REITは、手間がかからずに少額から始められる、換金性が不動産よりも高い、海外の不動産にも投資できるという点で、非常に理にかなった投資手段だと言えます。
ついでに、私が所有する投資信託の割合をグラフ化してみました。意外とREIT持ってた(笑)
…本文とは関係ないけど、もう少し新興国に振っても良いかな~
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