マスコミが向かう「ゆるやかな自殺」

エンタメ・生活

芸能人が反社会勢力からお金をもらった云々の騒動に関連し、記者会見が開催されました。

その中で、「吉本の社長から『テレビ局はウチの株主だから大丈夫』と言われた」

なんて芸能人からの発言がありました。

ほんで、この記者会見を「余すところなく伝えます!」なんて放送したテレビ番組も、上記の発言の所はカットして流さなかったんですね。

「報道しない自由」の適切な行使ってことですかね(^^

失われていくマスコミの煽動力

マスコミも商売なので、たいてい何らかの意図をもって報道しているのは仕方ありません。

金儲け、あるいはイデオロギーのために、「ごり押し」「世論誘導」「報道しない自由」を駆使しているわけです。

ちょっと前まで、その煽動力は絶大でした。

ごり押しでブームを作ったり、マスコミに叩かれた政権はほぼ壊滅していました。

ところが、インターネットの存在感が増している中では、以前のような煽動力は発揮しにくくなっています。

あからさまな煽動が広く暴かれるようになり、一部では「マスゴミ」の愛称のもと親しみやすくなってきました。

おそらく、それを一番実感しているのはマスコミ自身でしょう。

「なんで国民は笛吹けど踊らないのか? これまでは全力で踊ってくれたのに」

焦りは更なる偏向報道を産み、さらに信頼を損ねていく悪循環にハマっているようにも見えます。

例えば、「アベ政権憎し」が高じて一面トップで大誤報をやらかし、国民の期待に斜め上に答えてくれた朝日新聞は、

「安倍政権支持の空気」と題した特集を組んでおりまして、

言外に「アベ政権が支持されているのはみんながしっかりと考えた結果ではなくて、タダの空気であり同調圧力」という主張が見え隠れしますが、世の中の空気のせいにして現実逃避している朝日さんのお尻も上手く隠せていません。

あと、意味が分からないのはこれが「有料記事」になっている事。

周りに自分の意見を聞いてもらいたいのに、広く公開しないでどうするんでしょう。

戦略も戦術もダメすぎじゃない?

私は正直なところ課金するほどの価値を見出せないので、触りしか読んでませんサーセン。

朝日とか毎日とか東京新聞のあたりは、自民党下げ&韓国上げみたいな、世間一般とは逆張りの報道姿勢を取っていまして、それ自体は批判される筋合いのものではないのですが、前述の通り「ごり押し」「世論誘導」「報道しない自由」があまりにもあからさま過ぎて、信頼感がダダ下がりの今日この頃。

報道機関に最も大切な「信用力」を自ら瓦解させていくのは、長い目で見て「報道機関の自殺」に他なりません。

興味深いのは、左派的な傾向のネット民からはこれらのテレビ・新聞も右傾化していると見られ批判されていたりもするので、相対的なポジショニングとしてもしかして仕方がないのかもしれませんが同情する気にはなれません。

マスコミが信頼を回復させるには…?

一方で、デマも飛び交うインターネットの中で、しっかりとした取材をしてくれるマスコミは、やはりまだ比較的信頼できる情報源とみなされています。

信頼できる情報ソースとしてのジャーナリズムの需要は、決してなくなりません。

余計な意見や思想を交えず、事実を正確に報道する事が、大手マスコミが生き残るために必要な事ではないでしょうか。

ムリかもしらんけど。

なんてことを、サンデーモーニングのコメンテーター陣の意見を「偏ってんな~こいつら」と思いながら聞いている選挙投票日の日曜朝でした。

Easy oar.

 

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