一言でいうなら、「仮想証券」でいいんじゃないかな
ビットコインやイーサリアム等の仮想通貨の話題の中で、「トークン・エコノミー」という言葉がたまに出てきます。わかりにくいですよね、「トークン」。ウィキを見ても、何のことだかよくわかりません。
厳密にいうと正確ではないですが、理解のためには
「トークン=仮想的な証券または株式みたいなもの」
と考えておけば、大枠間違ってないでしょう。
こういうものは「大体あってる」程度の理解で良いのです。^^)b
仮想通貨が出て来たので、次に出てくるのは仮想証券でしょう自然に考えて。
モノ・権利・約束・ビジネスなどの価値を「仮想証券(トークン)」として、みんなでやり取りできる経済(エコノミー)が、すなわちトークン・エコノミーです。
トークン・エコノミーの時代が来るんだって!
「NewsPicks」というアプリがあるのですが、その中でホリエモンが次のようなコメントをしています。
ビットコインやオルトコインでの投資での熱狂、そして今年はトークンエコノミーの熱狂が起こりキャズム越えが見えてきます。(中略)トークンエコノミーはVALUが牽引していくことでしょう。
私、トークン・エコノミーの到来は時間の問題だと思います。ビットコインだけだったらそこまで思わなかったかもしれませんが、イーサリアムのテクノロジーを知った時に、ビビッときました。全ての契約をブロックチェーン上に記載できるという未来像に期待せざるを得ません。(それがイーサリアムか他の技術かは別問題ですけどねw)
エントリー:イーサリアムはビットコインを超えるんじゃないかな
トークン・エコノミーをより理解するため、VALUって何ぞや?というのを説明します。
VALUって何ぞや?
本家VALUを見ていただくのが一番手っ取り早いのですが、「個人」を上場して、会社の株式に見立てた「VALU」を発行する仕組みです。
VALUは、ビットコインで取引され、まさに株の売買のように、受給に応じて値段が上がったりさがったりします。他人のVALUを手に入れると、VALUER(株主)になり、発行者の提供するいろいろな「優待」を受け取る事ができます。「優待」は、非公開ページの閲覧権やイベント参加権、グッズなど、なんでも良いようです。
そんな感じで株取引みたいに個人の「VALU」をやりとりして、Aさんの時価総額は〇億円、Bさんの時価総額は〇百万円とかやるわけです。悪趣味ですね。
このVALUは、お金でもなんでもないわけで、いうなれば仮想証券。まさにトークンです。
ところで、このVALU、私も覗いてきたのですが、「あーこれ投資しても得しないわー」と思って、そのまま帰ってきました!
イケダハヤトさんがホリエモンより時価総額高いとか意味わかりませんし、そもそも配当がもらえるわけでもないですしね(^^;
トークン・エコノミー、来ると思うよ。
VALUの有効性はさておき、私は「仮想証券」の時代は間違いなく来ると思っています。
証券化というのは、本来とても経済的なメリットが高いのですが、これまでは、誰もが勝手に証券を発行することは難しかった(発行してもいいけど、信頼されるのが難しかった)のです。
でも、ブロックチェーン上に存在する仮想証券は、誰かが勝手に発行する物理的な「なんちゃって証券」よりも信頼性が高いので、証券化のメリットを皆が享受できるんじゃね?ってスンポーです。
例えば、なんちゃって証券が「全部で〇〇円分発行したよ!」と言っても、それがホントかウソかは発行者しかわかりませんが、ブロックチェーン上にある仮想証券は、その発行総額を偽造する事は不可能です。
そして、トークン・エコノミーの実現は、国家の発行する通貨以外の価値が大きくなることを意味します。ベーシック・インカムの実現のためにも、価値の多様化のプロセスは歓迎されるべきでしょう。
これはね、来ると思うよ。来るんじゃないかな。来てください!
とりあえずイーサリアムは買いました。
トークン・エコノミーのプラットフォームとして、将来に期待しています。
暴落したら笑ってください。
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