マイナンバーカードの電子証明書は転居すると失効する

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確定申告の電子申請はとても便利なので、マイナンバーカードでe-Taxを利用している人も多いと思います。私もその一人なのですが…

【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
国税電子申告・納税システム(e-Tax)の概要や手続の流れ、法令等に規定する事項など、e-Taxを利用して申告、納税及び申請・届出等を行うために必要な情報やe-Taxについてのお知らせを掲載しています。

引っ越しの際は注意です。

公的個人認証ポータルサイトによると、

転居して住所が変更した場合
マイナンバーカード/住民基本台帳カードともに
電子証明書は失効します

転居や氏名の変更等 | 公的個人認証サービス ポータルサイト
公的個人認証サービスとは、電子証明書などの安全性が高い技術を利用し、他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされることを防ぐための機能を、安い費用で提供するものです。

電子証明書が使えなくなると、オンラインでマイナンバーカードが使えないので、確定申告の手間が爆増しちゃいますね。

マイナンバーカードで転出・転入の手続きをしても、署名用電子証明書には反映されない

役所でマイナンバーカードを使って手続きをしても、カードに記録されている電子証明書の内容は書き換えてくれませんでした(2022年初時点)

私も、①転出元でマイナンバーカードに転出情報を追加 → ②転入先でマイナンバーカードを出して転入処理 という流れで役所で転居手続きをしたのですが、電子証明書の住所は古いままでした。

「いや、やってくれよ!! カード預けているんだから!! 当然に必要だろ!!」

…とは思ったけど。やってくれていないものは仕方ない。

再度電子証明書が必要な場合は、転居先の市区町村の窓口で電子証明書の発行申請を行う必要があるとのことです。

なお補足ですが、マイナンバーカードに内蔵されている電子証明書には2種類あります。

一つはオンライン確定申告などに使う「署名用電子証明書」(パスワードが6~16桁のヤツ)で、これが住所変更に伴って自動的に失効します。

もう一つはコンビニで住民票をもらうためなどに使う「利用者証明用電子証明書」(パスワードは4桁)です。こちらは住所が変わっても問題なく使えます。

つまり、「コンビニで住民票もちゃんと出せるし、マイナンバーカードで引っ越しとか便利になったもんだな~」と油断していると、いざ確定申告をしようとしたときに急にできなくなって、ふるさと納税の寄付が無効になって住民税2度払いという罠にはまる可能性もあるのです。

マイナうさぎの顔が策士に見えてきましたね!

自宅から確定申告を済ませたい方は、署名用電子証明書の住所変更を忘れずに! めんどくさっ!

Easy oar.

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