直腸NET(カルチノイド)の摘出手術から1年、予後は順調です

退院時の窓からの景色 健康

当ブログには、「カルチノイド」「直腸NET」等のワードで検索して来てくれる方もいらっしゃるので、情報提供です。
※あくまでも個人の体験談ですので、各種の判断は主治医の先生とよく相談してくださいね。

私は2019年の6月10日 外科手術で直腸の一部と周辺のリンパ節を切除(郭清)しました。
手術ロボットダ・ヴィンチ(da Vinci Surgical System)を使った腹腔鏡手術でした。
人工肛門のリスクもありましたが、幸いにして肛門は温存できました。

2020年6月、手術から1年が経過したので、大腸カメラやCTスキャンによる経過観察を行いました。今日、その結果を聞いてきたのですが、「再発や転移の兆候なし、予後は順調」との事でした。

ありがたや、ありがたや。

さて、同じ病気を経験されて、手術するかどうかの判断を迫られている方から良く聞かれる質問があります。

「直腸を取ってしまうと頻便になってしまうとの事ですが、実際にどのくらい大変ですか?」

というものです。

これはもちろん個人差もあって、切除の場所とか予後の経過もあるので一概には言えないと思いますが、少なくとも私の場合は、日常生活で困る事はほとんどありません。

大便は一日に平均して、5回くらいかな? ある程度時間も決まってきておりますので、十分にコントロール可能です。

おならと大便の区別がつきにくくなっているので豪快に放屁は出来なくなりましたが、Quality of Lifeの低下は正直その程度で済んでいます。有り難い事です。

手術前はかなり不安でしたし、落ち込む事もありました。念のため遺書も書きました。

が、今は楽しく幸せに過ごせております。感謝感謝。

手術にあたり、お医者さんもリスクの説明をガンガンしてきますが、それをしないと訴訟リスク等もあるからやっている事で、それで必要以上に不安になる事はありません。(もちろん、覚悟と準備は必要ですが)

皆様の判断の一助になれば幸いです。

Easy oar.

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