ゲーム・オブ・スローンズめっちゃ面白い!
Amazon Prime Videoで無料だったから、ハンガーゲームと間違えて見始めたんですが、ハマりすぎて最後まで一気に見てしまいました。シーズン7は有料だったけど即買いしてもうた。
さて、群雄劇であるゲーム・オブ・スローンズには、個性的な人物達がたくさん登場します。
多様なキャラクター達は、疑いなくこのドラマの魅力の一つでしょう。
…油断しているとすぐに死んでしまうのが玉に傷ですが。
以降の文章には、ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)シーズン7までの深刻なネタバレが含まれている可能性があります。
シーズン7まで見終わっていない方は、引き返すことを推奨します。
現在はシーズン7まで見終わって、最終章のシーズン8を心待ちにしています。
特に印象に残っているキャラのエピソードを徒然に語りたい。
勝手に人物評
ジョン・スノウ
序盤はサブストーリーの主人公って位置づけだったけど、シーズン6位からドラマ全体の主役に踊りでるスタークの落とし子。
シーズン7最終話で、驚きの出自が明かされる。
ダイアウルフによる補正が無くても強い。剣の腕はかなりのモノだと思われる。そういえばダイアウルフのゴースト君はどこいっちゃったんだっけ?
現在は「北の王」。王になってもフットワークの軽さは変わらず、デナーリスの本拠地にダヴォスと二人だけで乗り込んだり、ゾンビをつかまえに自ら壁の北に遠征したりする。北の諸侯が「王はちゃんと本拠地に居ろよな!」ってブー垂れるのもわからなくはない。
本人の頭が悪いわけではないが、ウソがつけない性格なので策略とは無縁。
サーセイ、デナーリスとの三首脳会談において、あまりにも正直すぎる発言で休戦に失敗する。
ティリオンに「ウソも方便っていうだろ!正直すぎるのもいい加減にしろ!」って怒られるが、視聴者の多くも同じ感想を持っただろう。
しかし、エダート・スターク譲りの頑迷すぎる程の真面目さ、正直さがこの人の魅力でもある。致命的な謀略への弱さは「三つ目の鴉」となったブランがいれば関係ないので、スターク家最強じゃね?と思ったけど夜の軍団は謀略とか使わないので何とか頑張って奴らに勝って欲しい。
ダヴォス・シーワース
「玉ねぎの騎士(オニオン・ナイト)」という、FFの初期状態みたいな可愛い通り名を持つおじいちゃん。
スタニス勢力の滅亡後、なんだかんだでジョン・スノウの参謀みたいなポジションに落ち着く。でもデナーリスのイイ評判を聞いてジョンに「寝返ってもいいかね?」なんて聞いちゃうお茶目さん。
このドラマでは稀にみるバランスの取れた善人。必要ならば策略も打てるけど善人。謀略と策謀の渦巻く物語の中でオアシスのような存在である。昔は密輸業者だったけど。
メリサンドルが魔力でスタニスの影を産んだ時、気の毒なくらいビビりまくっていたのが印象に残っている。いや、あんなの見たら誰でもビビるけど。
水軍適正を持っているので、サーセイ勢力で水上戦無敵を誇るユーロン・グレイジョイを抑えるのは彼しかいない…いやユーロンの相手はちょっと厳しいか。
アリア・スターク
スターク家の次女。シーズン1こそ「守ってあげなきゃ…」感満載の少女だったのに、今ではチートキャラ。
ルパン三世並みの変装能力とブライエニー・タースを寄せ付けない剣の技量を持つ。
フレイ家を全滅させたのはスカッとしたね!でも背格好までコピーしたりスゴイね!いつの間に声色を自由自在に出せるようになったのか…!
ゲーム・オブ・スローンズのタイトルも、ちょっと間違ってたら「みんな大好きアリアちゃん」になっていた可能性もあるとか。私も大好きですけど!
割と容赦のない性格をしているので、確かにレディではありません。
ハウンドと二人旅したり、一時的にとは言え盲目になるような経験もあるから、多少性格がきつくなるのは仕方ないよね!なんてフォローも思いついたけど、だいぶ初期から「殺すリスト」作って暗唱したりしていたので、生まれながらの性格だったね!
一軍を率いる雄姿もぜひ見てみたいものです。多分そういうシーンの機会は無いと思うけど。
あと、顔をしかめると八の字になる眉毛が特徴的です。
ティリオン・ラニスター
シーズン7ではデナーリス・ターガリエンの「王の手」。
小人症で、出産時に母親が死亡したため、父親であるタイウィンと姉のサーセイから憎まれている。
「俺は母親を殺し、父親を殺した。ラニスター殺しのプロだ」なんてセリフに、彼の悲しみを感じる事ができました。
高い知性で政略・軍略とも極めて優秀。
虐げられた者や弱者には優しいところが好印象。
全てのシーズンを通して主人公格。
優しさがにじみ出るキャラなので、いつの間にか感情移入している。
キングスランディングをスタニスから守った功績はもっと報われるべき。
物語の中では「小鬼(インプ)」「半人前(ハーフマン)」と嘲られる事も多いが、日本のドラマで同じような表現をしたら、四方八方から叩かれるだろう。
作品中の表現と現実社会での差別は切り分けて考えるべきだと思う。海外ドラマの懐の深さを感じる。
ブランドン・スターク
スターク家次男。
特殊能力「三つ目の鴉」を身に付けたことにより、謀略無効。
謀略戦で戦争の結果が大きく変わるゲーム・オブ・スローンズの世界において、チートと言ってもイイスキル。でも急に白目をむかれるとびっくりしてしまうので始める前には一声かけて欲しい。
シーズン3で急に声変わりしたので一瞬「ん?俳優変わった??」と勘違いしてしまった。海外の映画やドラマはシリーズは期間が長いので、こういう事も容易に起きる。いや、ハリーポッターの話はやめよう。
シリーズ初期では、怖いお母さんに起こられても高い棟に昇って受難したりするわんぱくだったが、今や「三つ目の鴉」にふさわしい、賢者のようなたたずまいである。
リトルフィンガーが罪に問われた時の、言葉少なだが的を射た表現が渋くてカッコ良かった。
でも、どうしてミーラ・リードに冷たくしたの?好きだったの?
サンサ・スターク
スターク家の長女。
ジョフリー王とかラムジー・ボルトンとか、身の毛もよだつサディスティックな連中にオモチャにされた本当な気の毒な人。
よく我慢した…! 忍耐力は徳川家康レベル。
シーズン7でもリトルフィンガーに手玉に取られるのか…と視聴者をモヤモヤさせるものの、逆にリトルフィンガーを糾弾してその罪を受けさせる。
サンサを処断するように見せかけてリトルフィンガーを油断させたり、彼を断罪するセリフに成長を感じさせる。だてに苦労していない。
「私は学ぶのが人より遅いけど…知ったの」
キャトリンの暴走癖はどうか受け継がないように願います…!
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好きなキャラから書いているけど、おいおい足していきたいです。
Easy oar.
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